オンライン英会話スクールの拠点の多くはフィリピンにあるので、講師は当然フィリピン人です。
講師がフィリピン人と聞くと、多くの人は「フィリピン人の先生って、発音がなまっていたり、文法が独特だったりしないの?」と不安に思うかもしれません。
日本でも地方に行くと標準語とはまったく異なる方言が話されていて、聞き取れないことがありますからね。
実際のところはどうなのか、オンライン英会話歴7年の僕がフィリピン人講師の特徴を説明します。
結論:フィリピン人の講師は日本人には相性が良い
結論から先に言うと、フィリピン人の講師は日本人にはとても相性が良いです。
英語を公用語としている国の中で有名なのは、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアです。
英語を教わる時は当然、英語を公用語としているネイティブスピーカーの講師から教わりたいですよね。
ところが、意外と知られていないのですが、フィリピンも英語が公用語なんです。
そのため、フィリピン人から英語を教わるということは、ネイティブスピーカーに英語を教わることになります。
そして、フィリピン人が日本人ととても相性が良い理由を、このあと3つ説明していきます。
理由1:フィリピン人は明るく優しいのでたくさん褒めてくれる
フィリピン人は優しく献身的な人が多いので、日本でも看護師や家政婦として活躍している人も多いです。
また、世界中の企業のコールセンターがフィリピンにあるように、英語でのコミュニケーション能力が高いのも特徴です。
このように、英語でのコミュニケーション能力に優れていて、優しく献身的となれば、オンライン英会話の先生に最適です。
それに加えて、南国の人たちに特有の明るく、ポジティブな性格が英語学習者のモチベーションを高めてくれます。
例えば、簡単な英作文ができたときにも「わぉ〜、すごいじゃない。グッジョブ!」と、日本人からしたら少し大げさに思える感じで褒めてくれます。
普段、日本ではこんな風に褒められることは少ないので、「あれっ、もしかして僕ってすごいのかも!」と、前向きな気分で英語を勉強することができます。
常にモチベーションを保ちながら英会話のレッスンを受けられるので、物事をネガティブに捉えがちな日本人にとって、明るいフィリピン人講師は最適です。
理由2:フィリピンは日本と同じ島国なので考え方が似ている
日本は島国なので陸続きの国々とは考え方が異なる部分もありますが、フィリピンは日本と同じ島国なので、考え方が似ている部分もあります。
あまり良い例ではないですが、地震や台風といった自然災害のことを話題にフリートークすることもあります。
一方で、フィリピン人は海外で働く人も多いので、働き方という面では日本人とは大きく異なることもあります。
このように、日本と似た面と異なる面をあわせ持っており、分かり合える部分、新しくて刺激を受ける部分がほどよくミックスされています。
そのため、フィリピン人講師は多くの日本人にとっては非常に受け入れやすいと思います。
余談:フィリピンを知るために言語や宗教をおさらいをしよう
ここで少し本題から外れますが、フィリピン人のことをもっとよく知るために、フィリピンの言語と宗教などを簡単に知っておきましょう。
フィリピンってどんな国?
フィリピンは日本と同様に島国です。火山もあるし台風も来るし共通点が多いですね。セブ島やボラカイ島などリゾート地としても有名です。
日本からフィリピンまでは飛行機で5時間前後、時差は1時間(日本が1時間進んでいる)なので、比較的手軽に行くことができます。
日本国内を電車で移動するよりも日本からフィリピンに行った方が近いかもしれません。
フィリピンの言語は?
フィリピンの公用語はタガログ語と英語です。過去にアメリカの植民地だったこともあるので、フィリピンの英語はアメリカ英語です。
小学校から大学までの学校教育は英語で行われるので、フィリピン人にとって英語は第2の母国語になります。日本人には羨ましい環境ですね。
また、国別の英語を話す人ランキング(List of countries by English-speaking population” 05:00, 16 October 2012 (UTC))によると、フィリピンは世界で4番目に英語を話す人が多く、日常的に英語が使われています。
世界で4番目ってすごいですね。僕はこのことを初めて知りました。
フィリピンの宗教は?
フィリピンは東南アジアで唯一のキリスト教の国です。英会話レッスンを通じでキリスト教の文化に触れられるので、世界観が広がります。
宗教は違っても世界中の人々は一つの地球に暮らす家族です!
理由3:フィリピンの公用語はアメリカ英語なので馴染みやすい
先ほどのフィリピンの言語で説明したように、英語はフィリピンの公用語です。そして、フィリピンの英語はアメリカ英語なんです。
日本ではハリウッド映画やエンタメ業界の影響で、イギリス英語よりはアメリカ英語に触れることが多いので、多くの日本人にとってはアメリカ英語の方が受け入れやすいです。
イギリス英語、アメリカ英語のどちらが良い悪いという話ではないのですが、触れる機会が多い方が何かと便利です。
例えば、英会話レッスンで学んだ表現が、映画の中に出てきたり、テレビのニュースに出てきたすることもよくあります。
アメリカ英語が主流のフィリピン人講師から英会話を教わるのは、日本人にとっては馴染みやすいです。
オンライン英会話はフィリピン以外の講師もいるが、初心者にはフィリピン人講師がおすすめ
この記事を読む前までは「フィリピン人の講師で少し不安」と思っていたかもしれませんが、最後まで読んでみてどのように感じましたか?
「もしかしたら、自分にはフィリピン人講師が合っているかも。」
と感じ始めている人もいるかと思います。
実際、僕は7年間フィリピン人講師から英会話を教わっていますが、発音や文法は「良い意味で普通」なので、英会話レッスンにはとても満足しています。
最後にもう一度、この記事の結論を書きたいと思います。
フィリピン人の講師は日本人にはとても相性が良いです。
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