子どもの英語学習はオンライン英会話だけで不十分。くもんの教材で単語の補足が効果的!

英語を始めたばかりの子どもがオンライン英会話をやっていると、学習内容がリスニングとスピーキングに偏りがちです。

例えば、市販のテキスト教材を使ったレッスンの場合、「最初に先生に続いて読む、それから一人で読む、最後にロールプレイングする。」というのが基本的な流れです。

この時に子どもの様子を見ていると、なんとなく文字を読んでいるように見えますが、実際はその状況を暗記していて繰り返しているだけの場合が多いです。

これって、一見するときちんとやっているように見えますが、実際はまったく身に付いていなかったりします。

では、どうすればいいのでしょうか?

日本語でも幼稚園や小学校に入るとひらがな、カタカナ、漢字の書き取りや国語の教科書の音読しますよね。

それと同じように、英語でもアルファベットや英単語の書き取り、文章の音読は大切なんです。

英単語の書き取りをすると記憶に残りやすい

子どもが英単語を覚えるとき、どうやって覚えると思いますか?

実は絵と単語を一緒に見せて読み方を教えても、実際には絵と音だけを覚えて、単語は覚えません。

例えば子どもにリンゴの絵を見せると、そのまま「アポー」という音を覚え、「リンゴ=アポー」が頭の中で繋がります。

でも、appleという単語には繋がりません。

日本語でも最初は音から入るので同じですよね。文字を覚えるのは幼稚園に入ってからです。

英会話のレッスンがどんどん進んでしまうと、そのうちに「じゃぁ、次の文章を一人で読んでみましょう!」という状況になります。

そんな時に毎回つまずくようになるのが「文字を読む」「単語を読む」というところです。

でも読めないんです。僕の子どもは単語が読めなくて、レッスン中に泣いてしまったこともありました。

それでは、どうすれば単語を読めるようになるのでしょうか?

それは、アルファベットや英単語の読み書きをコツコツとやるしかありません。「急がば回れ」です。

日本語でも「あいうえお」の書き取りから始めるように、英語でも英会話レッスンと並行して「ABC…」の書き取りを行う必要があります。

これは家庭でもできるので、お父さんお母さんと一緒にやることをおすすめします。

実際に手で文字を書くと少しずつ文字や単語のストックが頭の中に蓄積されて、「リンゴ=apple=アポー」が繋がるようになります。

この状態になれば「apppe」という文字を見れば「リンゴ」の映像が頭に浮かべられます。

英語を始めたばかりの子どもにとって、「映像」と「文字」と「音」を子どもの頭の中で結びつけるためには、アルファベットや英単語の書き取りは重要な作業なのです。

とはいえ、英語を習い始めていきなり書き取りを始めても大変なので、小学校で漢字の書き取りを始めるタイミングで、英単語の書き取りも一緒に始めるのがいいでしょう。

子どもにとっては、ひらがな、カタカナ、漢字の他にアルファベットが一つ加わったくらいでは大したことないからです。

始めからそういうものだと思ってしまえば、案外できてしまうものです。それくらい子どもの能力には可能性と柔軟性があります。

英単語の書き取りは公文の英語ドリルがおすすめ

本屋さんに行くと小学生向けの英語ドリルが何種類も置いてあります。

初めての場合はABC…や単語の書き取りだけでなく、単語と絵を線で結んだりして、視覚的に楽しめるような教材がおすすめです。

子どもが楽しみながら書き取りを進められるのが一番大切です。

僕のおすすめは「くもんの英語ドリル」です。

一日数ページなので気軽に続けられるし、絵やパズルのようなものもあり、楽しくアルファベットや英単語を学ぶことができます。

まとめ

英語を始めたばかりの頃は、子どもの英語学習をオンライン英会話だけに頼ってしまうと伸び悩んでしまうことがあります。

そんな時は少しずつでもいいのでアルファベットや英単語の書き取りをしていくと、楽しくオンライン英会話を続けられるようになるでしょう。

子どもの可能性は無限大なので、やればやるほど伸びて行きますよ!

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