オンライン英会話をやっていると、モチベーションが上がらずに「レッスンが嫌だなぁ」と思うことはありませんか?
仕事で疲れた時や体調がすぐれない時は、それを理由に予約していたいレッスンをキャンセルしてしまうんですよね。
「レッスンが嫌だなぁ」「レッスンが面倒だなぁ」と思うことは、オンライン英会話をやっていると誰にでも起こりうることです。
僕はしょっちゅう理由をつけてレッスンをサボってきましたが、なんとかその壁を乗り越えて7年以上オンライン英会話を続けてきました。
この記事では、僕が考えた「オンライン英会話が嫌になってしまう原因」と「どうやってそれを乗り越えてきたか」を説明していきます。
オンライン英会話が続けられずに悩んでいる人の参考になれば幸いです。
- オンライン英会話がなかなか続けられない
- 英語の勉強にすぐ飽きてしまう
- 何とか英語を上達させたい
原因:英語はすぐに上達しないのでレッスンに飽きてしまう。
テレビのCMや雑誌の広告などで「聞いているだけで英会話が上達する」という英語教材をたまに見かけますよね。○○ラーニングとか。
体験者の声を聞くと「本当に英会話が上達しました!!!」とか言っていて、そんなのを見ると、みんな簡単に英会話を習得しているように思えてしまいます。
でも、日本に住んでいると、
- 仕事で英語を使う
- 英語圏の彼氏、彼女、友達がいる
- 洋画や洋楽がメッチャ好き
のどれかに当てはまらないと、日常的に英語を使う機会はほとんどありません。
英語を使わなければ、英単語やフレーズをいくら覚えてもどんどん忘れてしまうので、いつまで経っても英語が上達しません。
だから、普段から英語を使わない人は、英語の勉強や英会話レッスンに飽きてしまうんでよね。
- 普段英語を使わない
- 覚えても忘れる
- いつまで経っても上達しない
- 英語の勉強に飽きる
この1→2→3→4の流れは「当たり前」のことなんだ、と考えていた方が良さそうです。
対応策1:ハードルを下げて週一回のレッスンという最低ラインを守る。
いざ目標を立てようとすると「英会話を毎日がんばろう!」などと、かなり高いハードルを自分に課してしまいがちです。
「がんばろう!」と意気込むことは大切ですが、あまり高い目標を設けてしまうと達成できなかったときに自己嫌悪に陥ってしまいます。
「あぁ、やっぱり僕ってダメな人間なんだ…。」という感じで。これは真面目な人ほどやってしまいがちです。
目標を立てる上で大切なのは、手の届きそうな少しだけ高い目標を設定することです。
そうすると「やった。目標を達成できた。次もがんばろう!」と次のステップへつながります。
小さな成功体験を自分の中に植え付けることで「自分だってやればできるんだ!」と、前向きに物事に取り組むことができます。
人間の心や体調には波があって、調子が良いときもあれば悪いときもあります。調子が悪いときは、調子が悪いなりに焦らずにやればいいんです。
僕はオンライン英会話の「毎日25分」というプランをやっているのですが、実際には週1回の時もあれば週6回の時もあります。
一年間で平均すると週3回くらいです。
僕がオンライン英会話をやる上で心がけていることはたった一つだけです。
「最低でも週1回はオンライン英会話のレッスンを受ける。」
僕が7年間オンライン英会話を続けてこられたのも、このようにハードルを最低ラインまで下げたからです。
週1回しかレッスンを受けない時期が2〜3ヶ月続いたこともありますが、大切なのは続けることです。
何らかのきっかけでレッスンを受けたくなって、毎日レッスンを受けた時期もありました。調子が良かったんですね。
目標を最低ラインまで下げて、小さな成功体験を積み重ねよう!
対応策2:レッスンが楽しく思える先生を早く見つける。
オンライン英会話のレッスンは専用のテキストに沿って進めることが多いです。
でも、テキストだけだと退屈なんですよね。そして、行き詰まってくると、
「あれっ、何のために英語を勉強してるんだっけ?」
と自問自答するようになってしまいます。これは悪い兆候です。
本来、英語を勉強するのに目的なんていらないんです。
「楽しいから英語を勉強する!」
これだけでいいんです。
では、どうすれば英語を楽しめるのでしょうか?
答えは簡単です。普段と同じでいいんです。
気の合う友達と一緒にいるときは何も考えなくても楽しいですよね。
それと同じように、気の合う先生を何人か見つければいいんです。
オンライン英会話の良いところはたくさんいる先生の中から、自分の好きな先生を自分で選べることです。
自分と趣味が合う先生、自分と会話のリズムが合う先生…。
選ぶ基準は人それぞれですが、必ず自分にピッタリ合う先生が見つかります。
そんな先生に出会えたら英会話が楽しくて楽しくて、英会話のレッスンが待ち遠しくなりますよ。
実際、僕にはお気に入りの先生が5人くらいいて、フリートークで以下の話をよくしています。
- オンラインゲーム
- 旅行
- 日々の出来事
- 先生の恋愛話や愚痴
おしゃべり感覚なので単純に楽しいです。自分の好きな話題なら英語でも理解しやすいので、リスニングとスピーキングの能力がかなり鍛えられます。
レッスンが楽しめるお気に入りの先生を早く見つけよう!
余談:僕がオンライン英会話を続けている理由
正直、僕はなんで英会話を勉強しているのかを尋ねられても、明確な答えを持っていません。
仕事で英語を使うわけでもないし、アメリカなどの英語圏に頻繁に旅行に行くわけでもないし、字幕なしで洋画を観たいわけでもありません。
ただ一つ言えることは、言葉を学ぶということは文化を学ぶということです。
異文化を学ぶことで視野が広がります。世界には色々な価値観があることを、自宅に居ながら身をもって経験することができます。
色々な考え方に触れることで、異なる価値観をもった他人も認められるようになります。
その結果、何事も受け止められるような心のゆとりが生まれて、最終的には自分の人生が豊かになると思っています。
というのは今考えた後付けの理由で、実際はオンライン英会話が単純に楽しいからです。
「楽しいから続けている」それだけです。
単純に外国の人との会話が楽しいから
対応策3:何のために英語を勉強するのかを考えてみる。
中学、高校と授業で英語を勉強してきましたが、一体何のために英語を勉強してきたのでしょうか?
受験勉強のため???
それだけだったら悲しい理由ですよね。
もし、何のために英語を勉強しているのかわからなくなってしまったら、一度手を止めてじっくり考えてみることも大切です。
考えた結果「英語を勉強するのをやめる」という結論もありです。
なぜなら、英語を習得するにはものすごく時間がかかるし、英語というのは使わなければどんどん忘れてしまうからです。
英語をやめることによって余った時間で、自分が楽しいと感じられるスキルや技術を身に付けたほうが、よっぽど今後の人生に役立ちます。
例えば、プログラミング、デザイン、料理…。なんでもいいと思います。
もし外国語にこだわるのであれば、中国語を勉強するのもありです。
なぜなら、中国語は世界で一番話されている言語だからです。中国大陸以外にも台湾、シンガポール、マレーシアなどでも中国語が使われています。
そして、中国語は日本語と文字や文法が似ているので、英語よりは勉強しやすいという点もあります。
実際、僕はオンライン英会話の他にオンライン中国語会話もやっていますが、まったくの初心者の僕でも、半年くらいでそこそこ中国語が理解できるようになってきています。
何のために英語を勉強するのか、もう一度考えてみよう!
まとめ:結局は好きになることが大切
有名なことわざに「好きこそ物の上手なれ」というのがあります。
好きなことに対しては一生懸命になるし、いろいろ工夫したりして自然に上達するという意味です。
英語や英会話の勉強というのはまさにその通りで、最終的には「好きか嫌いか」が「上達するかしないか」の大きな要素になっているんだと思います。
中には英語は好きじゃないけど上達したいという人もいると思いますが、そういう人もやっぱり「英語の中の好きな部分」を見つけて、そこを入り口にするのがいいのかもしれませんね。
「好き」というのは何に対しても大きな力になりますね!
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